『ラスト・ワルツ』

2018.04.28 Saturday 21:10
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    マーティン・スコセッシ監督のドキュメンタリーが40年の歳月を経てデジタル・リマスターで蘇る。

    「THE BAND」は有名なロックバンドと名前は知っていたが、パッと曲が出るということではない程度の認識だ。

    音楽は本当に生きているという実感を自分に生み出させてくれる。

    自由である。

    型なんてなく、無限の可能性がある。

    そして個の自由が集合体として奏でる世界は美しく力強い。


    結局、知っている曲は1つもなかった。

    それは沢山の曲を知ったということ。

    ボブ・ディラン、エリック・クランプトンをはじめ偉大なアーティストが見れるのも嬉しい。

    そして、40年前のスコセッシ監督が現れることがファンとしてはたまらない。

    『タクシー・ドライバー』の2年後、『レイジング・ブル』の2年前の作品である。

    隆盛期にこういうドキュメンタリーを撮っていたというのが監督のリアリティがある作風を納得させる。


    冒頭に、この映画は大音量で上映しろという断りがあるのが素晴らしい責任感であり、観るものへの愛を感じる。

    みなさんはスコセッシ監督の映画は何が一番好きですか?

    BOBI
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    『22年目の告白-私が殺人犯です-』

    2018.04.02 Monday 12:40
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      評価:
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      ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
      ¥ 3,013
      (2017-10-04)

      JUGEMテーマ:映画

       

      藤原竜也好きとして劇場でと思っていながら観れずにいた作品をようやく鑑賞。

       

      五人を絞殺した犯人が時効を迎えて7年後に突然私が犯人だと現れ、告白本まで出し、テレビに出演したりという奇想天外な始まりだ。

       

      2010年4月27日に廃止された殺人の時効が廃止されたことが要になっている。  

       

      スリラーなので内容はあまり触れないでおく。

       

      韓国の『殺人の告白』のリメイク作品。

       

      BOBI


       

       

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      『エル ELLE』

      2018.04.01 Sunday 20:51
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        評価:
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        ギャガ
        ¥ 3,256
        (2018-03-02)

        JUGEMテーマ:映画

         

        事件に遭ったら、危害を受けたら、どこに連絡しますか?

         

        この主人公の女性は警察に連絡しない。

         

        レイプされたから、だけではない過去を背負っているからです。

         

        『氷の微笑』、『ロボコップ』で知られたポール・バーホーベン監督が家族、友達、近隣と人との繋がりに性を絡めてスリラーに仕立てた作品。

         

        65歳で女の色気を出し、ゲームメーカーの社長、母親、と演じる主演のイザベル・ユペールは『ピアニスト』で初めて知った女優だが、本作品が外国映画にもかかわらず、昨年アメリカのアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたのが納得出来る実力派で、これまでも何度となくヨーロッパで賞に輝いている。

         

        フランス映画などは愛の駆け引きの描写が間接的なやりとりで見事に表現すると昔に演技の師である岡田正子先生に教わったが、このフランス、ベルギー、ドイツ合作品も巧く洒落た見せ方をしている。

         

        この辺の恋愛感覚は日本人には難しいだろうなぁ。

         

        こうです、見てください的な説明のアップが無いので、こちらから映像に入っていくのが心地良い。

         

        サスペンスな展開だけではない、人間臭さが香る秀作です。

         

        BOBI

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        『幸福の黄色いハンカチ』

        2018.03.23 Friday 00:15
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          評価:
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          JUGEMテーマ:映画

          何もいうことはない傑作中の傑作。

          先日、23年振りに再会して飲んだ役者の友と共通する大好きな映画二本のうちの一本が観たくなって鑑賞。

          何度観ていても、何度も観ているからこそ、感動が増す。

          観るたびに発見や前にはなかった感情が生まれる。

          今日、あらためて思ったのは、最初と最後は武田鉄矢が演じる欽ちゃんで括られているということ。

          失恋した欽ちゃんが、会社を辞めて新車で車を買い、失恋旅行の北海道に出たことから始まり、同じく失恋して来ていた朱美を演じる桃井かおりと出会い、そんな二人が海岸で出会う影のある男、島勇作、そう高倉健です。

          健さんが任侠ものからの初の一般人でのドラマに出演し、役者としての魅力を決定付けた作品で、第一回日本アカデミー賞の最優秀作品賞、主演男優賞と輝いたことには誰もが納得であろう。

          そんな健さんの映画だが、武田鉄矢扮する野暮な男の青春物語としているところが山田洋次監督の人情派としての見事な采配だと思う。

          渥美清をはじめ、もちろん倍賞千恵子など寅さんファミリーが集結していて、あたたかい映画となっている。

          笑いと涙、人生を讃える作品です。

          是非!

          BOBI

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          『スリー・ビルボード』

          2018.03.16 Friday 20:44
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            劇場に3回観に行ったコーエン兄弟の『ファーゴ』(1996年)で初めて知ったフランシス・マクドーマンドはアカデミー賞主演女優賞に輝き、先日の第90回で二度目の受賞をしたのが本作品というから、公開されてから気になっていたが是非観に行かねばと、今、シネ・リーブル池袋で鑑賞。



            これから観る方もいるだろうから、内容は控えめにしますが、娘をレイプで殺された母親が犯人を見つけようとして、結果を出せない警察を挑発する、三つの看板(スリー・ビルボード)を出すことで、周囲の人間達が影響を受けていく話。

            感情の粒子が身体から滲み出てくる演技は受賞に納得。

            久しぶりに見たウディ・ハレルソンもサム・ロックウェル(助演男優賞受賞)も欲をはじめとした表面の生き方に対して奥深くに眠る人間が唯一持つ良心との格闘を見事に表現している。

            人のために必死に生きる、闘う、許す、それが自分自身の尊厳であることをどこかで感じてはいるが、崖に立たされて気づくんだろうなぁ。

            白黒ハッキリ、ハラハラドキドキ、などを求める人には消化不良感が起きるかもしれないけど、人間がギュッと詰まったこんな一本はスクリーンを前に一人で自分と向かい合ったらいかがだろうか。

            BOBI
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            『聖なる鹿殺し』

            2018.03.14 Wednesday 11:44
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              知った時から楽しみにしていたヨルゴス・ランティモス監督の新作、観ました。

              始まりからググッと惹きつけられ、最後まで集中が途切れず、終わった後に右側の頭と上半身が鳥肌より細かい寒気がシャワシャワして、少しして全身に広がって行った、という初めての体験までした。

              コリン・ファレルもニコール・キッドマンも見事だったけど、鍵を握る少年役のバリー・コーガンって役者が素晴らしい。

              『ダンケルク』に出てたようですが覚えてなく。

              スリラー、ミステリー好きならオススメの一本です!!



              BOBI
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              『15時17分、パリ行き』

              2018.03.08 Thursday 22:15
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                クリント・イーストウッドと実話、最高な組み合わせと知って楽しみにしていた。

                先日の『シェイプ・オブ・ウォーター』とは正反対、リアル、人間の生々しさである。

                2015年に起きた電車内のテロを取り押さえたアメリカ人の友人3人、内2人は軍人、とイギリスのビジネスマンのヒーロー。

                そのアメリカ人3人をその時の本人が出演しているというのが、監督の凄い英断。

                その情報を知らなかったから、自分の知らない役者とだけ思い、ドキュメンタリーさが見事に出てるなぁと感じていた。

                彼らは一番その時のことを知っている。


                作品中に出てくる言葉が心に残っている。

                夢を人に見せなくてもいい
                正しいと思うことをしろ


                BOBI
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                『シェイプ・オブ・ウォーター』

                2018.03.06 Tuesday 16:25
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                  昨日、第90回米アカデミー賞で作品賞、監督賞、美術賞、音楽賞を受賞した作品を今日鑑賞した。



                  ファンタジーで恋愛だなぁとは予想していたが、サスペンス仕立てでミュージカルエッセンスを入れるという演出とは。

                  アカデミー賞自体が政略的なところがあるのは勿論だが、去年もそうであるように、また今回のトランプ政権も反映しているせいか、人種差別に抵触している作品が注目を浴びているのではないだろうか。

                  そして今回は人種を超えて生き物という壮大な括りの中での愛を描いている。

                  人と半魚人。

                  一つ間違えれば程度の低いB級作品となるのだが、時代設定と社会状況を上手く使い、スムーズに映像に引き込まれて最後まで身体に緊張をもたらした映画と仕上がっている。

                  観終わってから調べるとギレルモ・デル・トロ監督が子供の頃に観た『大アマゾンの半魚人』が基になっているという。

                  これから観る人が多いと思うのであまり書けないけど、ファンタジーといってもセクシャル的表現があり、それもストレートに、大人が楽しむエンターテイメント作品と言えよう。

                  BOBI
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                  『フローズン・タイム』

                  2018.02.24 Saturday 00:19
                  0

                    JUGEMテーマ:映画

                     

                    レコードが売られていた時代にジャケット買いというものがあった。

                     

                    33センチ強の正方形は一つのキャンバスとしてアートとしての表現媒体だ。

                     

                    その正方形というのは今のインスタグラムに共通なこと。

                     

                    このDVDパッケージとタイトル、男だったら興味をそそる。

                     

                    自分以外が静止したら何したいかで、好きな女の子の風呂場に行ってみたいなんて中学生の頃に思ったりした。

                     

                    そんなやましい気持ちも含みつつ観てみたら、完全にジャケットに誘引されたことにやられた感が。

                     

                    時を止められる意味で「フローズン」は確かに意味を成しているが、原題は『Cashback』

                     

                    監督が写真家ということで静止画を効果的に使っている。

                     

                    ガールフレンドに振られた大学生の男子が新たな生活をスタートしていく話だが、伝えたいのは、時というものは流れているが一瞬一瞬の積み重ねである、それを必死に、自分らしく生きることによって新たな道が開いていく、ということではないだろうか。

                     

                    その時は一人ではないということもね。

                     

                    宣伝にまんまと乗せられたが、これはこれで面白かったので、ジャケット買いは有りだね。

                     

                    BOBI

                     

                     

                    category:映画 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

                    『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』

                    2018.02.20 Tuesday 14:40
                    0


                      自分の中に生まれるものを何を使って表現するか。

                      ドリス氏は服を用いている。

                      だからこそ「ファッション」という言葉は好きでないと言い、半年で変わっていくものではなく、もっと普遍的な言葉を探していると語る。


                      派手なアクションも、切ないラブストーリーも、驚くどんでん返しも無い、事実に勝るものは無いが、このドキュメンタリー映画、すなわち彼自身がすでに芸術として成している。


                      服は人が着るものとし、洋服を全面に見せているのではない、そんなファッションショーへのこだわりを持ち、会場や演出も様々で挑戦し、15年越しのラブコールが実りパリのオペラ座でも開催された。

                      愛犬、そして大切なパートナーと共に彼の全力投球の毎日を垣間見る本作品は、ものづくりをする者に大きな刺激を与えるであろう。


                      自分は今蓄積している時期なのだが、観ている途中から制作意欲が湧いてきた。

                      BOBI
                      category:映画 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

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