彼の出演舞台です。
なにやら怪しそうな雰囲気の役です。
東京は終わったばかりですが、今週末に大阪でありますので、よかったら劇場に足を運んでみてください。
即興ラジオドラマのレッスンテーマは、アドバンス(前に進める)における、ストーリーのジャンプといえばいいでしょうかね。
会話の中に出てきたキーワードから、シーンを作り出す(移行)トレーニングです。
即興で台本がありませんから、出てきた言葉からストーリーを生み出していくしかないのです。
ぐだぐだと冗長のシーンにならないように、その場に発された言葉へ集中する。
まさにコトバケーションです。
今回の実践編のタイトルは抽象的と具体的なしりとりを結合して、「論理的な海」と決まりました。
どんな話になるのか、打ち合わせもないですから、はじめた自分たちも困惑しつつも挑みました。
今夜22時からです。
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たしか、昔にビデオレンタル店で働いていたときに教えてもらい、観て感銘を受けたのがはじまりだったはず。
その後リマスタープリントとなって上映されたので、映画好きの友人を連れて新宿武蔵野館で初めてのスクリーン鑑賞をした。
海のシーンをはじめ、すごくきれいだった。
それ以降たまに観たくなりレンタルしたこともあった。
映画も小説も時間が経つとすっかり忘れてしまうことが多いのだが、これもそうで、覚えているところは鮮明な絵として記憶されているが、それ以外はすっかり抜けているので、今回も初めから刺激的で、最後は感動していた。
原作はジョゼ・ジョバンニ、監督はロベール・アンリコ、主演はアラン・ドロンにリノ・ヴァンチュラ。
この7年前の『太陽がいっぱい』のアラン・ドロンも好きだが、本作品もいい。
フランスとイタリアのスターが共演で、ヒロインのレティシア役にジョアンナ・シムカスがこちらの心をざわざわさせる三角関係を作りだす。
主題歌のフランソワ・ド・ルーべの「レティシア」が、その心を見事に表現するとともに、3人の未来を語るように明るくそして不安にする。
幼いころ、秋田出身のいとこで、早稲田の落研に入っていたゆうちゃんがアラン・ドロンの真似をして笑わせてくれた。
ダーバンの宣伝でアラン・ドロンがビリヤードをしている映像で、最後にフランス語で話すCMだった。
それをゆうちゃんは、アラン・ドロンは秋田弁で喋っているんだよと、「ダーバン、七時でねえかまだ」と真似した。
それが本当にそう聞こえた。
実際秋田弁はフランス語に似ていると思う。
家に友達が遊びにきていたときである。
秋田のおばさんが電話をしてきて、母親が話をしていた声を聞いて、友達は「お母さん、フランス語話せるの?」と訊いてきた。
そのゆうちゃんはもういないが、こうやってアラン・ドロンを見ると思い出す。
2017年に一本ずつ映画と舞台に出演することで引退を宣言したアラン・ドロンだが、実現することなく今にいたり88歳。
もう映画で観ることはないだろうから、これからもこの『冒険者たち』を通して何度も楽しいゆうちゃんとの時間を思い浮かべるのだ。
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最初の『確証』、2作目の『真贋』と少し違う味わいだった。
ソロモン王の指輪が盗まれるという事件から始まるのだが、そもそもソロモン王って誰かということで、その部分がミステリアスになっていて、事件の解決に向かっていく。
捜査三課ということで、窃盗が主になる話なのでしょうがないが、今回はとくに頭の中での事件となり、展開に迫力がかける。
美術品や歴史などが好きな人には別の楽しみがあるのだろう。
氏の作品をたくさん読んだわけではないが、任侠シリーズで伝わってきたように、人間味が物語から滲んでくるのがとても好きである。
予想以上に感動した映画だった。
トム・ハンクスが見事にオットーという男を演じている。
生真面目な堅物男が向かいに引っ越してきたメキシコ人夫婦と出会うことで、それまでの自分と過去にもう一度向き合っていくお話は、ユーモアもあり、現代社会の風潮も交えて、生きることの大切なことを伝えてくれる。
猫がある意味を持っているように登場するのだが、とにかくかわいい。
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こわばった表情の知らないもの同士が、少しずつ距離を縮めていき、笑顔に満ちていく。
毎年のことだが、それは本当に素敵なことだし、指導する自分にとっても有意義な時間である。
可能性しかない彼ら。
失敗を恐れずに、どんどんチャレンジしていってほしい。
再会する日が楽しみである。
謝恩会には参加したことがあるが、式典に参加するのは初めて。
自分の卒業式など覚えていないですが、独特の雰囲気に昔の自分の体が反応した気がする。
みんな一皮剥けたように成長が見られ、これからの希望に満ち溢れていた。
自分も負けてはいられない。
謝恩会では酒はなかったが、帝国ホテルのカレーを堪能し、「旅立ちの日に」を初めて歌った。
楽しく、自由に飛び回ることを心から願う。
式から離れ、ホテル地下で刀の話を聞き、フランク・ロイド・ライトの芸術に触れてきた。
どれも読みやすく面白かった。
エピソードがバラエティに富んでいるのもその理由だが、「私」なる作家がすべての主人公で描かれていて、それは大沢在昌氏本人とうかがえるからだ。
よって、小説家や出版業界のことにも触れることができる楽しさがある。
8作品収められているうちの一つがタイトルであるが、まさにこの中の「私」が本名を隠した覆面作家という意味になっているともとれる。
45年の作家活動、原稿は手書き、書いたら飲みにいく、おそろしいハードボイルド作家に感服する。
誤字ではなく、今回のソクラジ(即興ラジオ)ドラマのレッスンテーマです。
よく2つの異なるものから何かを連想するというのはよくやってきました。
それを応用して、ストーリーで展開するというのを行います。
異なる物と物ならどんな話になるのか。
たとえば、
「桜」と「バーベル」で、「花見ジムをオープンする」
といった具合です。
それを異なる「人」と「人」、「場所」と「場所」とやってみました。
それを生かして、実践編の即興ラジオドラマをでは、とんでもなく頭がこんがらがりながら、なんとか結末を迎えました。
そんな台本・打ち合わせ・カット・編集なしの20分ほどのストーリーをお楽しみください。
今夜22時からです。
ご都合が合わない方はリピート配信でどうぞ。
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快適なドライブをして、海に到着すると波が迎えてくれた。
日差しがあたたかく、ブーツはいらない水温。
春を感じる。
家族とろう者、この2つの情報から、まちがいなく感動するんだろうと思った。
上映されたのに、都合が合わないうちに終わってしまった。
アカデミー賞受賞という結果に、やっぱりなと自分のひらめきは正しかったような気がした。
とはいったものの観ていないのだから、それが正しいとも言えなかったが、今日鑑賞してやはり合っていた。
泣いた。
身内にろう者はいないが、付き合いは古くからある。
FREECRUZの旗揚げ公演の前に、大阪でプレ公演を行ったとき、ろう者の方々が観にきていた。
我々の即興演劇がわかったのか訊くと、細かいところをのぞいては楽しんでくれたという。
そののち岡田正子先生のワークショップつながりで、ろう者の方々と出会った。
友人の女優、しのぶとの出会いもそのときだ。
そして青山円形劇場での初公演で、かれらのろう者によるダンスチームに出演するアイデアも生まれていた。
残念なことに、そのろう者のグループの父親的存在の米内山さんが去年亡くなった。
ろう者でなくても、自閉症児童と二人の芝居をしてから、現在に至るまで、さまざまな障がいを持った方たちと接してきている。
だから映画のかれらのように、コミュニケーションの難しさを感じることが、少しかもしれないが理解できる。
いや、五体満足の人間ほどコミュニケーションが成立しないことの方が多いのではないだろうか。
欠けている部分を補うために、必死に相手に向かい合うのと違って、さもわかっているように相手のことには無関心な人間は多いとおもう。
自分でも面倒な話にはそうしがちになってきた。
平常を当たり前と思っている怠慢にしかすぎない。
それがどれだけ幸せなことなのかは、失ってからでしかわからない愚かな自分たち。
こういった映画が受賞し、多くの人々にメッセージが届くことは、少しずつ人々を豊かにしていくはず。
政治家の詭弁がそうしないのと違って。
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JUGEMテーマ:映画
ストーリーを忘れるほど昔、あやふやに観たので、今回は新鮮だった。
スタンリー・キューブリック監督の1988年作品。
海軍志願生が鬼軍曹から厳しい訓練を受けたのち、ベトナム戦争に送られる。
鬼軍曹といえば『愛と青春の旅立ち』を思い出すが、こちらはドキュメンタリーに思えるほどのシリアスさで、戦争の怖さを伝えてくる。
ベトナム戦争といえば自然の地を舞台にしているが印象を受けるが、この映画は市街地なことでより戦争の悲惨さを訴えてくるのかもしれない。
「フルメタルジャケット」を訳すと、完全被甲弾で、弾丸に金属を被せたものとなる。
それは貫通性が高いことで、撃たれた者が過剰な痛みを伴わないように、ハーグ陸戦条約に由来する。
金属が被ってないものは、体の中で鉛が変形することによって臓器などに激しいダメージを与える。
しかしフルメタルジャケットが体にやさしいわけではなく、死ぬは死ぬ。
そう考えると戦争というのはいろいろと決まりごとがあって、おかしなものだ。
なのにその決めごとなんて当てにならない。
所詮人間が頭で決めたことであり、核がそうであるようにどんどんエスカレートしていく。
ラストシーンは心のざわめきが止まらない。
読み応えは長編並、読みやすさは短編並。
そんなキャッチコピーが書かれているなら、と期待してページをめくりだした。
たしかに、面白かった。
とくに心を打たれたのは、米澤穂信氏の『玉野五十鈴の誉れ』である。
名家の娘が15歳の日に召使いの女をあてられる。
玉野五十鈴は娘と同じ年齢だが、立ち振る舞いは美しく教養もある。
娘は五十鈴を気に入り、大学に通うことを口実に家を出て二人で住みだす。
充実した日々も長くは続かない。
地元で起きた殺人事件が、すべてを狂わしていく。
あとは読んでのお楽しみなのだが、この殺人事件が起きることすら予想だにできない雰囲気ではじまる作品で、そのあとの展開にも驚かされ、すっかり虜となる。
ラストではタイトルの意味、「誉れ」が理解できて心がざわめく。
このシリーズ、他にも3作あるようなのでまたチェックしてみよう。
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新しい方も含め12名に施設スタッフ2名という大人数で、今日も賑やかにおおいに笑って楽しい時間を過ごし、学び合いました。
とても寒い気温でしたが、この施設の出入り口の前には桜が咲いています。
緋寒桜なのだろうか。
先月終わりに訪れたときが満開で、今はもう葉桜になり始めている。
この寒さを越せば春が来るんだろう、とメッセージをもらい、門を出てきた。
しかし、思い出しても、今日の彼らと過ごした時間に顔がにやけてしまう。
さまざまな表情たち、それはあの桜もだまって見せていたのだろう。
調べると、2月19日に発売された新商品。
以前からある最強シリーズの「かき揚げそば」は、本当に美味しいからよく食べる。
今回のカレーうどんにも期待する。
お湯を入れて待つこと、なんと8分!
そしてこの2つの粉末スープを入れて、よくかき混ぜる。
匂いがそそる。
これは他のカレーものとは一線を画す。
まずはスープを飲む。
もう驚きだ。
蕎麦屋で食すカレー南蛮の、だしのきいたあの味。
麺ももっちりしてコシがあり、なんで揚げなのかと疑問があったのも払拭して合っている。
すごいなあ、日清のやる気。
今まで同じようなものだった東洋水産の赤と緑に、この最強シリーズで確実な差別化を図った。
ラーメンを筆頭に価格が上がっていくなか、庶民に向いて1948年に創業した、安藤百福の精神は今も健在である。
感謝。
今夜の『BOBIのコトバケーション!』では、小芝風花さん主演の映画『レディ加賀』を監督した雑賀俊朗さんの音声コメントをいただきました。
雑賀さんとは四半世紀のお付き合いになりますが、精力的に映画を作る姿勢を尊敬しています。
振り返ると、Vシネ、テレビドラマ、映画、映像のはじまりは雑賀さんでした。
結婚式にも参加して、即興のパフォーマンスを行い、そのあと宇崎竜童さんと話しをさせていただいたことが記憶に強く刻まれています。
その雑賀さんと引き合わせてくれた、カズキさんに感謝です。
そうこうして出会った方々も含めて、みなさん、ありがとうございました。
この映画は能登半島地震災害義援金として配給収入の一部(5%)を寄付しています。
元気と笑いが届けられることを願います。
さて、即興ラジオドラマ、通称ソクラジのレッスンテーマは「エクステンド&アドバンス」です。
あるモノ、場所、人を具体的にしていき、そこから発展して物語を進めることを、シンプルに連想ゲームをもとにトレーニングしてみました。
実践編では、抽象的と具体的の二つのしりとりで生まれたものをくっつけたタイトルで、台本・打ち合わせ・カット・編集なしでストーリーを繰り広げました。
そのタイトルは「ルンルンな石」
どんなお話になるかお楽しみに。
今夜22時からです。
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