2020.07.19 Sunday
『宝島』
JUGEMテーマ:読書
やっと読み終えた541ページの単行本。
それだけの内容がギュッと詰まっていました。
沖縄の米軍基地から物資を奪う「戦果アギヤー」の少年たちと、変化し続ける歴史的な街での人々の生き様。
沖縄は数回しか行ったことはない。
それも仕事でだから、あまり風景がインプットされていないようだ。
でも、大きな問題を抱え続けているのはなんとなくは知っている。
その、「なんとなく」ということが今の状況を作っているのだろう。
少なくとも沖縄返還の前後の状況を、この小説を通して、微かだが知ることができた。
その人たちの気持ちも、本当にわずかだが感じることが。
もっと知ることがいっぱいある。
読み終えたら、思わず沖縄出身の役者仲間にメッセージを送った。
なにが、なにを、ではなく、なんか。
BOBI