『ポランスキーの欲望の館』

2020.04.16 Thursday 22:46
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    JUGEMテーマ:映画

     

    飛んでいる。

     

    ロマン・ポランスキー監督作品ということで期待していたとおりの映画だ。

     

    先日の『ゴッドファーザー』をアメリカが作っている同じ1972年に、イタリアではこういう作品が上映されている。

     

    フランスと西ドイツ合作なので、ヨーロッパとアメリカの映画の違いを感じられる。

     

    ヒッチハイクをしている若い女性がレイプされそうになって、大きな邸宅に逃げ込んだが、そこの住人たちは皆どこか変わっているという、どういう話なのか全く分からない展開が繰り広げられていく。

     

    エンディングとかあえて書かないが、原題は『Che?』、英語の「What?」イタリア語で「何?」だ。

     

    そのタイトル通りに終える。

     

    しかし、一歩下がって見てみると、世の中がChe?なのだ。

     

    変わっている住人は、実に自分自身に正直である。

     

    本能のままである。

     

    あるシーンで、女が二人の男たちと出会う。

     

    女が逃げると、男たち追う。

     

    なぜ追ったのかを聞かれたら、「彼女が逃げたから」と答える。

     

    世の中は複雑だというものがいるが、複雑にしているのは人間である。

     

    動物や他の生物は何も変わっていない。

     

    この映画には理屈は関係ない。

     

    頭ばかり使っている人は、たまにはこういう作品を観たらどうだろうか。

     

    逆に理解しようとして頭を使うかもしれないが。

     

    そんな愉快な映画を作った監督本人も出演している。

     

    マルチェロ・マストロヤンニがこうしたコメディでも最後まで名演技をしていることに脱帽する。

     

    人間の生きがいとは何かを忘れさせない、素晴らしい芸術にブラボー!

     

     

    BOBI

    category:映画 | by:bobi kazunaricomments(0) | -
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