『ボラード病』

2019.11.19 Tuesday 23:25
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    JUGEMテーマ:読書

     

    『ハリガネムシ』で興味を持ち、『クチュクチュバーン』、『臣女』と読んで本作品に辿り着いた。

     

    最初、小学5年生の女の子の回想という感じで読んでいたら、ちょっと不思議な町ということが分かってくる。

     

    「海塚」という町は、8年前に災害を受け、被災した人たちが戻ってきているという設定。

     

    幼くして、その災害の二次被害として死んでいく者が居たりするが、住民は我が町を一番だと信じる。

     

    信じようとしている。

     

    3.11が描くきっかけになったと作者は言っている。

     

    しかし、きっかけであって、ドキュメンタリーではない。

     

    人間の本質の部分に触れているのだと思う。

     

    縋る、という自分自身を失わないために植え付ける行為ではないだろうか。

     

    自分が出演した原発をテーマにした朗読舞台『臨海幻想』を思い出した。

     

    生きていることは奇跡だと、あらためて感じる。

     

    BOBI

     

     

     

    category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -
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