『送り火』

2019.10.29 Tuesday 22:50
0
    評価:
    高橋 弘希
    文藝春秋
    ¥ 1,540
    (2018-07-17)

    JUGEMテーマ:読書

     

    第159回芥川賞受賞作品。

     

    青森の小さな町に父の転勤のため越してきた中学三年生が地元の同級生の中に溶け込んでいき、今までにない体験をしていくお話。

     

    タイトルからも、最初の数ページを読んでもラストのような展開は想像できなかった。

     

    言葉の表現が見事な描写で次々とページをめくっていく。

     

    この前の『おらおらでひとりいぐも』は岩手だったが、この作品の中でも津軽弁が出てきて、特に訳してくれるようなことはないが、それが東京から来た主人公と同じ気持ちにさせてくれる。

     

    残虐性は人の中に隠れているのかもしれないが、少年時代はそれを知りたくなって表に出すのだろうか。

     

    この主人公は一年後に埼玉に戻るであろうということで、当たり触らず周囲と関わっていくのだが、これは大人の生き方なのかもしれない。

     

    主人公が成績表に書かれた「公平・公正」という言葉は、そう人に映すために自分の中では不公平・不公正なのだろうか。

     

    BOBI

     

     

    category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -
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