『お伽草子』

2019.01.13 Sunday 20:10
0
    評価:
    太宰 治
    新潮社
    ¥ 637
    (2009-03)
    コメント:『御伽草子』

    JUGEMテーマ:読書

     

    解釈というものは自由であり、する者の人間性も現れてくる。

    太宰治の中期、三十代は既存の作品、古典や民話を彼流の解釈を持って別の作品と化す物作りをした時代とも言われているそうで、本作品は我々の馴染み深い『浦島太郎』や『カチカチ山』などを独自の発想で仕上げている、実に楽しめて、こんな作品も書く作者の才能に脱帽した。

    太宰作品の中で本作品が一番好きという人もいるのではないだろうか。

    この一冊には他に『盲人独笑』、『清貧譚』、『新釈諸国話』、『竹青』が収められている。

    どれも人間の本質の部分に触れていながら、説教とはまた違う味わいで、人生の教えを感じさせてくれる。

    そう考えると、人というものは昔も今も変わらないものだと思う。

    戦争時代に書いたということも関係しているのだろう。

    今は、戦争をしている地区を除くと、平和ボケで、物への執着が強く、人の本質の有難さに麻痺している人が多いのだろう。

    BOBI

    category: | by:bobi kazunaricomments(0) | -
    Comment








       

    Calender
      12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    << January 2019 >>
    Selected entry
    Category
    Archives
    Recent comment
    Recommend
    Recommend
    Recommend
    Recommend
    Recommend
    Recommend
    Link
    Profile
    Search
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM