『運命は踊る』

2018.10.26 Friday 21:35
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    「受け入れる」ということを日頃口にしているのは、それだけ難しいことだからこそである。

    サミュエル・マオズという初めて聞く監督の本作品は2009年にベネツィア映画祭で金獅子賞(最高賞)を初監督・脚本作品『レバノン』で受賞しての長編二作目とのことを知り、イスラエル映画というのも興味が重なり鑑賞。

    息子の戦死報告を受けた両親は大きな衝動を受けた後、誤報を知らさせたが、父親は軍に納得出来ず即息子を帰らせろと抗い、その結果、悲劇が生まれてしまう。

    過剰と思える父親の錯乱状態が何故なのかと冒頭から気になり、なかなか教えてくれないし、ある大きな出来事が途中で起きるのも明白にされない、こういった種明かし的な作りは分かるんだが、もう少し早く明かしても充分なドラマ作品だと思った。

    さらに踊りやアニメーションなどの演出もスパイスが効いて好きだ。

    とても真の目を持って多彩な感覚を持った監督なんだろう。


    「受け入れる」に戻るが、この物語という人生には、受け入れず抵抗したことから悲劇が生まれた。

    もちろん、親としては元気な息子と会いたいという気持ちは理解出来る、しかし、母親はそれで充分というものだったが父親はそれ以上を求めた。

    この、それ以上というものが狂わす。

    求め過ぎず、なすがままに受け入れること、難しいけどそれが一番なんだろうなぁ。

    BOBI
    category:映画 | by:bobi kazunaricomments(0) | -
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