『ヴィヨンの妻』

2018.08.30 Thursday 11:05
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    JUGEMテーマ:読書

    昨日、千葉八街の知的障害者社会支援センターでのワークショップへの往復で読んだ。



    飲んだくれの作家はツケで飲みまくった借金も膨れ上がり、挙げ句の果てに金まで盗んだと家に押しかけられ、妻はその店で働き出すという始末。

    さて、何故「ヴィヨンの妻」なのか、ヴィヨンって誰か、と調べてみると、フランソワ・ヴィヨンという15世紀フランスの詩人だということが分かった。

    淫売宿で強盗・傷害事件を起こして投獄され、10年間の追放刑を受け1463年にパリを追放され、それからの消息が分からないらしい。

    そういうならず者の妻、ということであろうか。

    こんなくだりがある。

    「男には、不幸だけがあるんです。いつも恐怖と、戦ってばかりいるのです」

    そして、「死にたくて仕様が無いんです。〜中略〜こわい神様みたいなものが、僕の死ぬのを引きとめるのです」

    妻は「生きていさえすればいいのよ」と言う。

    太宰治晩年の短編で死というものが強く彩られた作品だ。

    BOBI

    category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -
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