『ダンケルク』

2017.10.25 Wednesday 00:51
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    主演クリスチャン・スレイター、パトリシア・アークエット、監督トニー・スコット、脚本クエンティン・タランティーノと言えば『トゥルー・ロマンス』

    この映画で初めて知ったドイツ出身の作曲家ハンス・ジマー。

    それと『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督の映像が融合するとなったら観ない訳にはいかない。

    それも実話となると興味がさらに湧く。


    第二次世界大戦でドイツ軍に追われたイギリス兵達が降伏寸前のフランス領ダンケルクの海岸に追いやられたところを、イギリスから一般の船を含めた何百もの船がダンケルクに向かい、33万人の兵士を帰国させた「ダイナモ作戦」の話。

    鑑賞のコメントは大きく別れていたが、僕は先に挙げた監督と音楽家に期待して観に行った。

    結果は素晴らしいと感じた。

    大きい画面で迫力ある音を感じて体感する、こういうのが映画だろうと。

    主役とかストーリーの展開とかが第一ではなくて、起きていく一つ一つのピース、モーメントの繋がりに想像力を使って観ていく。

    それは体感しているようだった。

    実際に駆逐艦が攻撃され沈没していくとき重油が海に流れ出し、船の爆発を避けるために兵士が泳いでいるシーンでは、油臭くなり、劇場内に臭いを流しているんじゃないかと思った。


    また、攻撃される側ばかりで攻める側のドイツ軍はほとんど出てこないのも戦争ものでは今までにあっただろうか。

    一定して同じ側にいることでも臨場感が続く。


    先にピース、モーメントと書いたが、この作品は3つの柱で出来ている。

    「防波堤・1週間」、「海・1日」、「空・1時間」、と3つの異なる場所での時間の経過が映画上映時間106分に値する。

    時間軸をずらして見せて、それが終盤に同時刻の3つが重なるというクリストファー・ノーラン得意の見事な構成。


    迫力がある戦場シーンから始まるが、美しいシーンが訪れるのが本当に綺麗で平和を象徴している。

    海が舞台ではあるが映像美としてのブルーが綺麗だ。


    初めに書いたハンス・ジマーの音のマジックは音楽であり音、それも絶えることなくなり続ける。

    最初は最近よくこういう大きな音量で低音出すやつか、と思ったことを恥じた。

    その音が止まる時が来るのだが、その時に「今」を感じる。

    音はその瞬間を表し歴史の中に誘っていたようだ。


    公開当時IMAXで行われていたのを観れずに残念だが、映画館で観れて良かった。

    BOBI

    category:映画 | by:bobi kazunaricomments(0) | -
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