『仮題・中学殺人事件』

2020.06.10 Wednesday 10:25
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    JUGEMテーマ:読書

     

     

    この帯に書かれてある言葉に好奇心があおられる。

     

    推理小説で犯人を解く楽しみで、自分が?

     

    何故かは読むと納得します。

     

    中学校での密室殺事件にはしっかり騙されたし、1981年の作品ということであるが、世の中のことが所々に散りばめられ、軽いタッチで描かれているのでスイスイ読める。

     

    この辻真先という作家は推理小説もさることながら、アニメの脚本はほとんどに関わっていて驚く。

     

    ジャングル大帝、巨人の星、ひみつのアッコちゃん、鉄腕アトム、ドラえもん、サザエさん、デビルマン、ガラスの仮面、天才バカボン、もうほとんどすべてと思えるくらいに。

     

    子供たちへの目線が、この作品でも生かされているからなのか、あたたかみが感じられる一冊です。

     

    BOBI

    category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

    『三毛猫ホームズの推理』

    2020.06.06 Saturday 21:53
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      JUGEMテーマ:読書

       

       

      有名すぎる有名作品を今になって初めて読みました。

       

      何故それだけ有名なのかが、心震わせながら理解しました。

       

      タイトルからおふざけ的な推理小説かと思っていました。

       

      読み物として本当に面白いんですね。

       

      ユーモア・ミステリー。

       

      最高です。

       

      声に出して笑ったところがあることに、その素晴らしさを体感しました。

       

      猫だから、ということがよく分かります。

       

      事件の推理、人間たちの交錯、猫の活躍と娯楽というテーブルのフルコースが並べてありました。

       

      一気に読んで、もう次が読みたくなっている。

       

      BOBI

      category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

      『8フィートの夏』

      2020.06.05 Friday 22:00
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        JUGEMテーマ:読書

         

         

        兄貴で、親方のトシキさんから聞いて、古本探して購入し、ようやく読んだ。

         

        1983年の片岡義男作品で、そのころは一番サーフィンしていたときである。

         

        サーフィン馬鹿だったから、当然読んでいなかった。

         

        あるサーファーと女性の話だが、波の描写がとんでもないほど優れている。

         

        年齢関係なく、サーファーは楽しめる。

         

        サーフィンをしていない人も、このコンクリートジャングルの狭間でもがくのとは正反対の生活スタイルを垣間見るのも良いのでは。

         

        途中に挟み込まれている写真も作品にうねりを与えていていい感じです。

         

        BOBI

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        『江戸川乱歩傑作選』

        2020.05.30 Saturday 12:38
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          小学生の時によく図書館で借りた。

           

          乱歩とモーリス・ルブランの『アルセーヌ・ルパン』シリーズが好きだった。

           

          この傑作選はデビュー作の「二銭銅貨」をはじめ初期のものが9作品収められている。

           

          「D坂の殺人事件」や「人間椅子」「屋根裏の散歩者」など傑作ばかり。

           

          乱歩はちょっとグロいのもあるのが、子供の頃におそれながらも鼓動を早め知られざる世界へ誘われるスリルを楽しんだのかもしれない。

           

          「芋虫」はその代表作であろう。

           

          短編なので、ちょっと時間が開いたときとか、電車で移動中とか、完結するのが早く、しかし人間の奥深くをえぐっていたりと楽しめる。

           

          不変の作品、作家ですね。

           

          BOBI

           

           

          category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

          『IWGP』

          2020.05.24 Sunday 11:10
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            ドラマを見なかったから敬遠していたのを後悔する作品だった。

             

            実に面白いし、ヒットし、石田衣良という名前が世に響き渡ったことを納得させられる。

             

             

            よく立ち寄る池袋。

             

            自分も立ったことがある東京芸術劇場の前の公園である。

             

            読みながら街の風景を重ねていったから更に楽しめた。

             

            現代社会の問題を切り取った物語は、弱者を見捨てない、人間の正しさを伝えてくれる。

             

            続編の『少年計数機』も買ってある。

             

            BOBI

             

             

             

            category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

            『風の歌を聴け』

            2020.05.12 Tuesday 23:27
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              JUGEMテーマ:読書

               

               

              本棚から久しぶりに出して読む。

               

              やはり好きなんだよなあ。

               

              最初の村上春樹との出会いは、サーフィンの友達カツミから「これ面白いから読みなよ」と貸してもらった『1973年のピンボール』だった。

               

              20歳になるかならない頃かなあ。

               

              カフェバーとか街のスタイルも変わってきていて、よくビールをカツミとも飲んだ。

               

              横浜、本牧、自由が丘、と出かけた。

               

              読んで面白くて、『羊をめぐる冒険』も借りて、返してないまま俺の本棚にある。

               

              「金持ちなんて・みんな・糞食らえさ。」

               

              鼠をはじめ、左手の小指がない女の子、僕、登場人物に興味を持つ。

               

              エンパイア・ステートビルディングから飛び降り自殺したデレク・ハートフィールドという作家も。

               

              デビュー作からやはり頭角を表している、恐ろしい作家である。

               

              BOBI

               

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              『月光ゲーム Yの悲劇’88』

              2020.05.12 Tuesday 00:34
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                有栖川有栖の初の長編作。

                 

                江戸川乱歩賞は一次も落選したという作品だが、2年半の手直しを経て世に出る。

                 

                そこには本格ミステリの大家、鮎川哲也(過日に読んだ『りら荘事件』)とのつながりがある。

                 

                先日読了した折原一『倒錯のロンド』とともに“鮎川哲也と十三の謎”にて配本されたことがきっかけ。

                 

                この作家の驚くべきことは11歳で推理小説を書き、15歳で360枚の長編を書いて江戸川乱歩賞に応募している。

                 

                著者と同じように自分もホームズや乱歩に夢中になったが、作家になろうなんて思わなかった。

                 

                有栖川公園に似た名前は変わっているのでずっと知っていたが、はじめて読んだ。

                 

                本当にミステリー小説が好きだということが伝わってくる。

                 

                山でのキャンプで出会った大学生十数名が火山噴火というアクシデントに遭う中、殺人事件が起き、下山を試みながらも犯人を探すという物語。

                 

                クローズド・サークルだが、自然のアクシデントが絡むというアドベンチャー性もあり、楽しめました。

                 

                BOBI

                category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

                『倒錯のロンド』

                2020.05.08 Friday 23:59
                0

                  JUGEMテーマ:読書

                   

                   

                  『りら荘事件』の次はこちら。

                   

                  叙述トリックの名作ということで、前から気になってはいたが、別の折原一作品を読んでいた。

                   

                  自分主宰のフリークルーズ公演で宣材用に一枚の絵を書いてもらった大川心平氏が装幀画を手掛けた作品『タイムカプセル』が先だった。

                   

                   

                  これは公演チラシ。

                   

                  大好きな絵で家に飾られています。

                   

                  話は、本に戻りますが、はい、確かにやられました。

                   

                  それも堂々と筆者に戦いを挑まれて、負けました。

                   

                  何も書けないけどね。

                   

                  さて、次はどれにするか。

                   

                  BOBI

                   

                  category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

                  『りら荘事件』

                  2020.04.28 Tuesday 08:30
                  0

                    JUGEMテーマ:読書

                     

                     

                    山荘での殺人事件ものはこれで4連続。

                     

                    秩父の荒川上流という場所で、芸術を専攻する大学生たちを中心に事件が起きていく。

                     

                    登場人物と犯行現場の説明が最初に紹介されるのだが、他と違って、その文の中に殺人事件が起きることを匂わせてくれる。

                     

                    そして、起きてからが早い間隔で次が起きるのが、やめられない。

                     

                    これも、犯人は当てられなかった。

                     

                     

                    「りら」とはなんだろうと調べたら、フランス語「Lilas」で花のライラックだった。

                     

                    花言葉が「青春の思い出」や「友情」とある。

                     

                    別荘にりらがたくさん植えられていると書かれているが、それを以てしてのタイトルだろう。

                     

                     

                    本屋も臨時休業が多いようだ。

                     

                    以前に買いだめしていたのが、まさかこんなときに読めるとは、ありがたいようで困ったものだ。

                     

                    さて次はどれにしようか。

                     

                    BOBI

                     

                    category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

                    『ロートレック事件』

                    2020.04.25 Saturday 11:45
                    0

                      JUGEMテーマ:読書

                       

                       

                      やられたー!

                       

                      まさしくそういうのがふさわしい結末。

                       

                      トリックという作文に騙されました。

                       

                      過日の東野圭吾二作品、『ある閉ざされた雪の山荘で』と『仮面山荘殺人事件』についでの山荘もの。

                       

                      最初から、これから起きる殺人事件の必要なものが撒かれているなと読み進んでいき、事件が起きたら、犯人が分からなくなっていった。

                       

                      こういうことか、と部分部分で文章をチェックして納得していく。

                       

                      確かに、読んでいて引っかかっていたことが何度もあった。

                       

                      それが解せた。

                       

                       

                      筒井康隆氏はSFやブラックユーモアの作家で、推理小説は数冊しかない。

                       

                      それだからか、読者だけではなく推理小説自体にぶつけてきている印象を受けた。

                       

                      断筆宣言をした経歴からも、メディアにおけるマイノリティへの差別問題なども含んでいるのだろう。

                       

                      そういうことに関わっているので、差別というものへの感覚は多くの人と違う考えを自分も少なからず持っている。

                       

                       

                      タイトルのとおり、ロートレックの絵が挟まれているのが嬉しい。

                       

                      いくつかは見たことがある作品でしたが、トゥールーズ=ロートレックが両足に不自由を抱えながら素晴らしい作品を描き、36歳という若さで旅立ったことなどを知った。

                       

                      パリで一度だけ行った、「ムーラン・ルージュ」が懐かしく思える。

                       

                       

                      読書ができて楽しい。

                       

                      BOBI

                      category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

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