『さよなら、そしてこんにちは』

2019.09.09 Monday 19:24
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    JUGEMテーマ:読書

     

    お世話になっている方にいただいた短編集を読了。

     

    仕事小説とも言われるように描写が見事でどんなことをするのかがよく分かる。

     

    派手だったり、特殊だったりという主人公ではなく、身近な人の日常的な生活を切り取っているから親近感が湧きやすい。

     

    良く調べて書いたのだろうと感心する。

     

     

    舞台も映画も、作られるものはあまりにも現実性がありすぎることのハンデというものがあるんだなあと気づかせてくれた。

     

    フィクションとノンフィクション。

     

    読み手がいるということは、何かしら手を加えないとならないのだろう。

     

     

    A氏に感謝。

     

    BOBI

     

     

     

     

    category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

    『古典風』

    2019.08.11 Sunday 21:32
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      JUGEMテーマ:読書

       

      タイトルに続けて、

       

      ーこんな小説も、私は読みたい。(作者)

       

      と書いてあるのが読む前から興味深かった。

       

       

      AからHの章に分けられているのも変わっている。

       

      伯爵の子と下女という立場の違う男女の愛を皇帝ネロの話を織り込み描いている。

       

      『走れメロス』の一月後に発表されている作品というのは、ヨーロッパの歴史に興味を持っている時期だったのだろうか。

       

      「幸福」という終わりを持ってきているところが、本人も読みたいと思った理由なのか。

       

      BOBI

      category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

      『緋色の研究』

      2019.08.10 Saturday 23:46
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        評価:
        コナン ドイル
        新潮社
        ¥ 497
        (1953-06-01)

        JUGEMテーマ:読書

         

        シャーロック・ホームズの、いや、アーサー・コナン・ドイルの最初の小説。

         

        発表されたのが1887年というから今から130年前にこんなに面白いものが生まれた。

         

        探偵小説の誕生であろう。

         

        殺人事件が二部構成となっていて、前半に事件の捜査、後半に事件に至る原因を明かしていく。

         

        コナン・ドイルはミステリー小説以外にも色々と書いているらしいが、確かにこの二部を読むと歴史小説とか冒険小説を感じる。

         

        この中でホームズが浮浪児たちを子分として犯人を探させるのだが、これが少年探偵団の始まりではないだろうか。

         

        名探偵コナンは名前はもちろんだけど、それもオマージュなのか。

         

         

        「総合的推理のできる人五十人にたいして分析的推理のできる人はせいぜいひとりくらいのものだろう」というのが興味深かった。

         

        いくつかの出来事からある結果を推測する方法にたいして、一つの結果からどんな段階を経て至ったかを論理的に推測する。

         

        後者がホームズの方法で、本人曰く「逆推理」という。

         

        帰納的推理と演繹的推理ということか。

         

        他の事件をどう推理していくのかが楽しみだ。

         

        次は『四つの署名』かな。

         

         

        今回も新潮社版を買って読んだ。

         

        硬い表現が昔の感じを出していて好きだ。

         

        BOBI

         

        category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

        『シャーロック・ホームズの冒険 』

        2019.08.04 Sunday 23:13
        0

          JUGEMテーマ:読書

          小学生以来にホームズを読む。

          10の短編作品が収録されていて、どれも面白い。

          子供の時に読んだのはポプラ社の児童向けだから、今大人向けで読むとまったくもって新鮮だ。

          もちろん、子供の記憶なんてないけど。

          買う時に新潮文庫か光文社で悩んだが、新潮社の方が堅苦しい文章で原作の雰囲気に近いということで、そちらにした。

          その結果か、辞書を何度も開いた。

          優れた作品と同時に、知らない言葉に出会うのは楽しい。

          『花婿失踪事件』でホームズが言っている。

          「人生というものは、人の考えだしたどんなものにもまして、不可思議千万なものだねえ。われわれの思いもよらないようなことが、実生活では平凡きわまる実在として、ごろごろしているんだからなア」

          この作品が書かれたのが1891年。

          今は想像も絶することが毎日起きている。

          今日もアメリカでは銃乱射があり20人の尊い命が失われた。

          ご冥福を祈ります。

          BOBI

          category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

          『スマホを落としただけなのに』

          2019.07.22 Monday 19:43
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            JUGEMテーマ:読書

             

            映画にもなった2016年の「このミステリーが凄い!」大賞の最終候補作。

             

            先日著者の志駕晃氏の講演を聞いたのでその場で購入。

             

            読んでみると、次々にページを捲っていく。

             

            最後は翌日のことを考えると早く寝ないと、と思いながらも、どうしても読み終わりたいと一気に。

             

            ニッポン放送のラジオで働いたキャリアはエンターテイメント作品に注入されている。

             

            タイトルのとおり、スマホ、フェイスブックやハッキングとITのことが出てくるが、アナログでは出来ない犯罪というところが現代の作品として警笛を鳴らす意味もあり興味深い作品となっている。

             

            続編も出ているので気になってます。

             

            BOBI

            category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

            川島雄三

            2019.07.18 Thursday 19:19
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              JUGEMテーマ:読書

               

              2012年12月17日に観て最高傑作とこのブログに書いた『幕末太陽傳』の監督は藤本義一の師匠でもあることを知った。

               

              今村昌平監督は助監督についた川島雄三氏の弟子の一人だが、作家である藤本氏もそうだとは。

               

              どうしてそういう関係になったのかは、本当に運命ってちょっとしたボタンの掛け合いなのだろうと『生きいそぎの記』を読んで感じた。

               

              45歳で亡くなる監督に死んだら監督の小説を書きますと言って10年後に書いた。

               

              藤本氏が監督と過ごした24から27歳の四年間がどれだけ濃密な時間で、氏に影響を与えたのかが分かる。

               

              この作品集には最後に『下北半島・川島雄三映画祭』で藤本氏が講演した内容も載っていて、『生きいそぎの記』の解説のように読めて興味深い。

               

              「活動屋」と呼ばれる人たちがどれだけ熱気に溢れ生という力が漲っていたかが想像できる。

               

               

              川島監督に藤本脚本の映画『貸間あり』を観たいとTSUTAYAを調べたが在庫が無かった。

               

              探して観て観たい。

               

              BOBI

              category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

              『下座地獄』

              2019.07.17 Wednesday 21:55
              0

                JUGEMテーマ:読書

                 

                藤本義一作品を続けて。

                 

                またも芸事で、天才三味線弾きの女の悲劇。

                 

                下座とは歌舞伎で囃子方が観客に姿を見せずに演奏する場所。

                 

                少女から女になり、男に尽くして漫才も始めるが捨てられる。

                 

                前回の作品同様に壮絶な人生。

                 

                満たされている現代の世の中、生きていくということがどれだけ必死なことなのかを考えさせられる。

                 

                BOBI

                 

                 

                 

                 

                category:小説 | by:bobi kazunaricomments(1) | -

                『贋芸人抄』

                2019.07.13 Saturday 22:47
                0

                  JUGEMテーマ:読書

                  続けて藤本義一作品。

                  『鬼の詩』と同様、芸人の物語だが、今度は漫才師。

                  憧れた漫才の師匠につくのだが、師匠のそっくりさんとして、本人の代わりで漫才をすることになる。

                  それは喜びでもあるが自分の芸が認められたわけではない。

                  結末は壮絶だが、氏の作品は前作も同様、生きる迫力が凄い。

                  時代背景もあるが、生半可な人生を送らない主人公を含めた人間たち。

                  華やかな裏側は醜さに溢れている。

                  血が動き出す。


                  BOBI

                  category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

                  『鬼の詩』

                  2019.07.07 Sunday 23:47
                  0

                    藤本義一氏を初めて見たのは11pm。

                    その時は作家だとは思わなかった。

                    今は川島雄三監督に師事して脚本家から始まったことにやはりただ者ではなかったと凄さを感じる。

                    落語家の魂を抉った本作品は1974年、直木賞を受賞。

                    実際に存在した人間の話のように思える真実性は次々とページをめくらせていく。

                    客を喜ばせるために自分自身を究極まで追い込んでいく。

                    芸というものは何なのだろう、と深く考えさせられる。

                    BOBI

                    category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

                    受け入れた後は

                    2019.05.23 Thursday 23:55
                    0
                      今日の授業では体や言葉を使って「イエス・アンド」のトレーニング。

                      相手が出したアイデアを受け入れて、そこに自分のアイデアを乗せるというもの。

                      人は十人十色、様々な考えがあるから全く同じなんてありえない。

                      どっちが正しいとか強いと争うのではなく、お互いが対等の責任の元、尊重し合う。

                      無意識に生活している中ではなかなか難しいかもしれないが、ちょっと意識するだけで人間関係が快適になると思う。


                      今日、学校の教務課と後期授業の打ち合わせを行った。

                      まだ夏も来ていないのに秋の話。

                      ボーとしてたらチコちゃんに怒られるだけでなくて、あっという間に令和元年も終わってしまう。

                      明日も楽しい一日を作り上げよう。

                      と、自分の学校の宿題がなかなか終わらない。

                      BOBI
                      category:小説 | by:bobi kazunaricomments(0) | -

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