友と、センスと

ちょっと面白い企画について、友と語る。


美味い酒を飲みながら。



牛すじトマト煮とガーリックトーストは毎度のオーダー。


自分で閃いたことを人に話す。


するとアイデアは広がっていく。


その生み出す時間がこのうえなく楽しい。


出会って35年、最初の頃に気が合ったセンスは今でも一致しているものとつながる。


理屈じゃなくて感覚って大事。


今年も面白いことになりそう。


友人の

マコトと正月に会う予定だったがのびてしまい、今年初の会合。


彼とは好むものが多く共通していて、生から黒ホッピー、そして熱燗とすすんだ。


酒がすすんで話が盛り上がると楽しい時間は早く、会計をすると、今までで一番飲んで食ったことがわかった。


35年の付き合いはまだまだこれからだ。



そんなことを思いながら帰る途中に、彼と一緒のときに出会った仲間のヤスにメールした。


福島の復興に従事している彼は、今石川に入っていると返信がきた。


はっとした。


申し訳ない気持ちになった。


岩手、宮城、福島で目にした光景を思い出した。


祈ります。



アメリカの風は続く

昨日のジュンよりも前、アメリカの地に降り立って、最初の友達になった仲間の一人、マコトと定例の飲み会。

 

場所は最近お気に入りの「かね将」。

 

食べきれていないメニューの中から、おすすめの一番にある、「牛すじのトマト煮」をガーリックトーストとともに注文。

 

 

めちゃ美味い。

 

マコトがトーストをとって食べたあとなので、少し減っているが。

 

今日も店員が、私のブーツをチェック。

 

最初に行ったときに、ブーツを褒めてくれた。

 

それほどの従業員の記憶力であり、客に対する親密度が、滞在する満足感へとつながる。

 

プロのサービス業である。

 

ロボットにはできない。

 

快適な空間のなか、我々は発展的な話を続けていく。

 

そう、アメリカに渡ったのは、己を発展させるためだったのだから。

 

もう35年前のこと。

 

そのときの風は今も止まずに、吹き続けている。

永き

アメリカで出会って35年ほどの付き合いになるジュンと飲んだ。


定期的に会ったりはしているが、今回はずいぶんと久しぶりだ。


それでも二人のあいだを漂う空気は変わらない。


俺はいっぱい反省がある。


後輩なのにそれをいつも受け止めてきてくれた。


この先になにかを一緒につくるはず。


場所、時、出来事、なにかはわからないけど、一緒に分かちあいたいものがずっと先延ばしになってきた。


それは今日確信した。


もう少し時間がかかるけど、どうせやるなら永きものにしたい。


さあ、勉強をしないと。


明日を迎えるために。


そんな気分で

一つやり終えたことがあり、今夜は友達と鍋をつっついた。

 

この冬初めてである。

 

そういう時期なんだなあと思うと、もう一ヶ月ほどで今年が終わることに気づく。

 

友達のお母さんの四十九日を終えた。

 

思い起こすと、ちょうど去年の今くらいに彼とうちの父親への献杯をした。

 

あっという間である。

 

来年の今頃はどんな話をするのだろうか。

 

店で人は賑わっている。

 

コロナはなんだったのだろうと思うくらい忘れられている。

 

人は都合よく思考するものだ。

 

 

帰りは寝過ごさないようにした。

 

夜道は寒かったが、なにかあたたかい気持ちで帰った。

 

元気でいる、そんな平凡に感謝。

 

 

昨日アップしそこねた不気味な夕暮れの写真。

 

 

暗い雲があるから太陽の美しさがわかる。

 

TOMOとNOMO

友と飲も。


飲んだ友人のノモはトモと名を持つので、二つの意味で。



出会ってから長い月日が経つのに、一緒のバイトをしてたときがつい先日のように感じる。



入った店は二人とも初めてで、ワインが売りの看板に誘われた。


今日が初日かというほどの「ど新人」が接客した。


テーブルまでをジグザクに通り、なんでこう通ったのかと理由がわからない案内。


初めての来店を確認した上で、メニューやワインについての説明と続く。


すぐに生ビールをオーダーしたいところを、ノモも同じように我慢して、新人だからちゃんと聞いてあげた。


いざビールを持ってきても、テーブルに置くのに迷った手の挙動。


三品しかないのに、自分の手帳に書き留めてオーダーを取っていった。


次に来た人は第一声でベテランとわかるほどの安定感。


聞くと、新人の教育担当だという。


彼ものちにこのベテランのように、笑顔でハキハキとした声でおしゃべりするようになるのだろう。


とても新鮮な感覚がした。


前だったら、その新人の接客に対していらついたり、若いころなら「わかったから生ビール」とせき立てたりしたかもしれないのが、今は最後まで見守る気持ちになった。


少しずつ外食も増えてきたが、やはり人の中に入っていくと気付きや学びがあっていい。


しかしビール2杯ずつ飲んでから、フルボトルを2本飲み、いい酔心地でになり、酒が弱くなったと感じる。


でもやっぱり、赤ワインでの食事はうまい。




あたたかい時間

今年一番の嬉しかったことを友達のマコトと分かち合う。



アメリカで出会って四半世紀。


変わらずの本音トーク。


そこには感謝しかない。


またこの楽しい時間を迎えるために、自身を磨く。



良き仲間と

FREECRUZの舞台に出演してもらってから、専門学校ではアシスタントを務めてくれたトムと乾杯。



昔から心を裸にして話をしてきたから、今も変わらずに向かい合える。


テンション上がって、最初のオーダーで生ビールにメガハイボール。


それだけ会いたかったということだろう。


元気な姿で会えて嬉しい夜。


会わぬうちに

3ヶ月ぶりに友人と会った。


理由は先週自分にいいことがあって、祝いの酒を交わすことだった。


本題の話も落ち着いて、彼の話を聞いてみると、8月に母が亡くなったと知らされた。


容態が悪くなったときも会っていたので、いつも容態を聞いていた。


ちょっと会わない間に、一変していた。


人の一生はわからないものだ。


お互い両親がいなくなった。


生きるということをまた考えさせられる。


ご冥福をお祈りいたします。


久しぶりの盃

インプロ、すなわち即興演劇に出会ってからの師である吉田敦氏と数年ぶりに飲んだ。


コロナのせいで遠のき、メールではやりとりしていたが、ようやく会うことができた。


話をし始めると、わずか数年のあいだで、お互いに大きく変化していたことがわかった。


結局前半の部分くらいしか話せず、時間が足りないのでまた今度にした。


でも元気な顔を突き合わせて飲む酒は美味かった。


またいつ世の中が異常になるかはわからないから、会えるときには会うようにしたい。