Yohji Yamamoto in NY

先日観た映画でふれたニューヨークのソーホー。

 

そこに昨日9月1日、Yohji Yamamotoの直営店がオープンした。

 

 

おそらくソーホーの街自体、私が知っているのとかなり違って賑やかなのだろう。

 

そこに山本耀司氏のエッセンスが加わるのは、また街の魅力を一層引き上げるはずだ。

 

 

 

今日路地を歩いていて、視界に入ったものが気になって、戻った。

 

 

一輪だけ咲いていた薔薇。

 

多くの人には見られないかもしれないが、こうしてひっそり、凛としているのも美しい。

 

空気の色まで

ふと空を見上げたら茜色に染まりゆく、マジックアワーの時間だった。



上を向いたきっかけは、視界が少し色がかっているように感じたからだ。


それは昨日もそうだった。


目の何かなのかと思ったがそうではない。


きっと、空が降りてきているのではないかと。


梅雨はどこへいるのやら。


水の微粒子が空気中で反射して色がかっていたのかも。


どうであれ、少しの時間、ファンタジーを味わえたのは楽しかった。


なんでもない、平和だ。


25回目の母の命日。


感謝。


これぞマセラティ

駐車場で見かけたマセラティ。



今走っているマセラティは大きくてボリューミーだが、初めて知ったときのマセラティはこの写真のようなコンパクトで繊細なイメージ。


内装もウッドとレザーの調和にイタリアのセンスが光る、どの車よりも洒落ていると思っていた。


本国イタリアで見かけたときも、あの街並みと石畳の道路に芸術的な佇まいを醸し出していたのを今でも覚えている。


1914年にボローニャで誕生したマセラティ。


私が見た青いマセラティもボローニャだった。


あの美しい赤い街並みと友人たちの顔が目に浮かんでくる。




初めて見たもの

とある用事で出かけた先で見たのは、電話ボックスの掃除。



男は赤と白のスーパーカブでやってきた。


手に持ったのは小さなブラシとぞうきんと液体洗剤。


外側のほこりを払い、中に入って受話器と電話機本体をぞうきんで拭きあげる。


ガラス面も汚れのある部分も同様に。


最後は通話確認で故障のチェック。


時間にして5分くらいだっただろうか。


初めて見たので、見入ってしまった。



帰るために電車に乗ろうとすると、いつも赤いのに青の車両に少し感動。



これもお初。



しかしいい天気。


奥へ

前に来たことある道を、奥へと進んでみた。



すると公園があり、中を歩くときれいな紅葉の木々。



小さな旅行をした気分。


秋だなあ


見上げて



通りには



そしておだやかに




黒い山手線

目の前に異様な光景が飛び込んできた。



黒いのに驚いたが、昔の蒸気機関車は当たり前の色だったのだろう。


しかし初めての広告、Netflixは落ち込んでいるのだろうか。


君、元気だったか。

初めての薬局に寄ったら、懐かしいやつがいた。



今日の雨もあたらずに、屋内で育ってきたからか、とても肌のつやが良い。

もうやってられない。

昨夜の雨の中、配達先がなかなか見つからなかった。


路地から人が出てきて、避けようとしたら転倒した。


やっと見つけて届けると、すぐに文句を言われた。


「何時間かかってんだよ! こぼれてんじゃねえかよ!」


商品を投げつけられた。


自転車に戻ると、雷が鳴り、雨が強くなっていた。


私は捨てた。



という結果だろうか。



それとも……


毎日配達している好きな人から、


「こんな雨の中でもあなたの素敵な笑顔までいただいて、今日も幸せな一日です」


その場でプロポーズされ教会に向かう途中、投げ捨てた。



なのか。



事件でなければいいが。


いずれにしても、新しい形態のものが、一つ古くなった証。


足が止まって。

歯医者で定期検診、そのあと髪の毛を切った。

 

暑さで余計な動きをしないように日陰を歩くが、常に日のあたらない場所があるわけではない。

 

ふと目に入った、家の庭。

 

 

日本ぽくなくて思わず立ち止まった。

 

その瞬間、暑さを忘れていた。

 

歩くことも、ちょっとした旅。