『活動寫眞の女』

2017.08.19 Saturday 16:21
0

    JUGEMテーマ:読書

     

    映画好きには二倍楽しめる作品であろう。

     

    僕は京都も好きだから三倍楽しめた。

     

    前に買ってあったのを最近読み始めたら、映画のことがかなり含まれている内容なのでどんどん読み進んで行った。

     

    時は学生運動の頃で、東大の入試が中止されたことで京大に入った青年が、映画館で出会った地元の京大男子と、下宿先で隣室になる京大の先輩女子、そして美しい女優それも亡霊というお話。

     

    ファンタジーでありラブストーリーな青春物語だが、どう展開していくのか、謎を知りたいとページをめくって行く。

     

    おまけに日本映画の歴史や背景、マキノ省三から山中貞雄、溝口健二と巨匠たちのことなど情報がそのスピードを増して行く。

     

    この作品に出てくる映画を一つずつ観ていきたい。

     

    浅田次郎氏は相当映画好きなんだろうなぁ。

     

    出会えて嬉しかった本でした。

     

    BOBI

    category: | by:bobi kazunaricomments(0) | -

    『食べる』

    2017.08.06 Sunday 23:02
    0

      JUGEMテーマ:読書

       

      女性の作者が世界を旅して食事をする。

       

      その食事はその土地にしかないものであり、現地人の文化や考えを知ることとなる。

       

      旅は本当にいい、というより旅無くして人生は有り得ないと感じる。

       

      自分の旅はまだ世界的に知れているところだが、作者の訪れた場所は行ってみた人間にしか分からない。

       

      旅は一人だ。

       

      最近は旅していないなあ。

       

      BOBI

      category: | by:bobi kazunaricomments(0) | -

      『わたくしが旅から学んだこと』兼高かおる著

      2017.07.01 Saturday 21:51
      0

        JUGEMテーマ:読書

         

        こんなに世界の綺麗なところから秘境のようなところまで回り、多くの著名人から現地の人たちと出会った日本人はまずいないのではないだろうか。

         

        1959年から1990年まで31年間続いたテレビ番組『兼高かおる世界の旅』で、ナレーター、レポーター、ディレクターと何役も務め、取材した国は約150か国にものぼるそうで、1971年初の南極点到達の女性で北極点ものちに到達している。

         

        男に生まれていたら植村直己のような偉大な冒険家になっていたであろう。

         

        旅は人間を豊かにしてくれる。

         

        決して遠くでなくても、知らない土地に出かけ、人や自然と出会うことが大切だよなあ、と最近旅していない自分。

         

        また即興の旅に出るか!

         

        BOBI

        category: | by:bobi kazunaricomments(0) | -

        『一日江戸人』

        2017.06.11 Sunday 23:26
        0

          JUGEMテーマ:読書

           

          今の日本人いや東京人のルーツ、江戸人。

           

          いろんな風習や流行りってものがどの時代にもあるんだなあ。

           

          昔NHKでやっていた伊東四朗などが出演の『コメディーお江戸でござる』で江戸の町人文化を紹介していた杉浦日向子がこの本で詳しく当時の江戸人を教えてくれる。

           

          職業やファッション、遊びや食べ物、言葉やセンス、粋なものなどと現代と比べながら読んでいくと面白い。

           

          個人的には銭湯のことは楽しかった。

           

          前を見ていたい自分だが、こういうルーツを知れたりするのは、進むためにも良いことだ。

           

          BOBI

          category: | by:bobi kazunaricomments(0) | -

          『それから』

          2016.09.24 Saturday 12:58
          0
            評価:
            夏目 漱石
            岩波書店
            ¥ 540
            (1989-11-16)

            JUGEMテーマ:読書

             

            読み出したのはかなり前なのだが途中ペースダウンしてしまい、読みたい本が溜まってきたので昨夜一気に読了。

             

            やはり最後の方は活字に惹きつけられ次の文字、次のページと求めて行ったので早かった。

             

            『三四郎』に続き『門』へとの三部作と言われているが間をあけてしまい途中に『こころ』を読んでしまって、『三四郎』の内容が大きくしか覚えていない。

            しかし、解説を読んだら大事なところは押さえていたのでほっとした。

            つまりは、本当に好きな人と結婚していない、ということだ。

            『三四郎』においての美禰子で、『それから』の三千代だ。

             

            『それから』はまさに、「それから」が描かれている。

            というより、それからが物語の始まりであり、未来を含んだ最後である。

             

            好きだったのに親友のために彼女を周旋してしまったこと、「それから」に苦しむことになる。

            そして彼女も親友も。

             

            主人公代助が友の平岡に、彼の妻三千代への想いを伝えたあとにこんなことを言っている。

             

            「惜しい事に若かったものだから、余りに自然を軽蔑しすぎた」

             

            自然に逆らった「それから」が彼を彼自身の人生の潮流からを放り出してしまった。

            そして、かれは気付く。

            こんな文章がある。

             

            彼は父と違って、当初からある計画を拵えて、自然をその計画通りに強いる古風な人ではなかった。彼は自然を以って人間の拵えた凡ての計画よりも偉大なものと信じていたからである。

             

             

            不倫が流行る今年だが、この当時は姦通罪なる法(昭和22年廃止)があったので肉体的には及んでなく、心が不倫したというのであろうか。

             

             

            『吾輩は猫である』から夏目漱石を今年読み返しているが、子供のころに読んだものが今やっと理解、いや、楽しめるようになった気がする。

             

            BOBI

             

            category: | by:bobi kazunaricomments(0) | -

            『こころ』

            2016.07.03 Sunday 01:59
            0
              評価:
              ---
              新潮社
              ---
              (2013-05-24)

              JUGEMテーマ:読書

               

              『三四郎』からだったせいか、読むのに時間がかかったようだ。

               

              こんな内容だったかと、いにしえに読んだ記憶さえも幻だったかと思うほど、初見のように読んだ。

              難しく感じて途中で止めたのかもしれない。

               

              『猫』のときに感じたのだが、『三四郎』といい本作品といい、サスペンス状態にさせられるので知りたくて読んでいくのが予想外だった。

              決してミステリーとかではないし、死ぬシーンはさらっと書かれてある。

               

              さて、トップレベルに挙げられる名作である。

              生きる上で誰もが起こす過ちと後悔。

              罪というものも本人がどう考えるかで大きさや重さは違う。

              そして償い方も様々だ。

              生きていながら生きる希望を持たず、終える時期を見計らいながら無情に流れていく時に体を任せている苦しみ。

              自分だけが知っている真実をたった一人にだけだが明かせたときは喜びと感じたのだろうか。

              死ぬからこそ誰かに打ち明けて禊をしたかったのだろうか。

               

              もう少しして読み返したい。

               

              雑司が谷の「かずくん」は元気かにゃ?

               

              BOBI

              category: | by:bobi kazunaricomments(0) | -

              『芥川賞・直木賞をとる!: あなたも作家になれる』

              2016.04.24 Sunday 23:11
              0
                芥川賞・直木賞の舞台裏を通じて、新人賞をとるための秘訣などが書いてある。
                文藝春秋の元編集員であり、多くの受賞作家を育てた高橋一清氏の言葉は学ぶことはもちろん、小説界の素晴らしさと同時に厳しさを教えてくれる。

                今年2月に短編小説12本を「ショート・ショート大賞」に応募したことをきっかけに、翌月は「ミステリーズ!」に1作と、書き続けているので、次に狙う文学賞を何にしようかと思っていた時に見つけたので即購入、一気読み。
                ページを捲りながら重要なところは赤線を引き、読み終えた後はそれらをノートにまとめる。
                その感覚は何十年ぶりの勉強をしていた記憶を蘇らせた。
                塾の数学の先生が使っていたポイントマークなどを久しぶりに書いた。
                勉強は嫌いじゃない。
                そこまでやりたくなるものかどうかだ。
                今、それに対面している。

                毎夜、寝る前にどういう作品を書こうかと考える。
                そして夢の中に入っていってる。
                そろそろ夢から出て現実のペンを握らないと6月の締め切りに間に合わなくなる。

                BK
                category: | by:bobi kazunaricomments(0) | -

                『銀行恐喝』

                2016.04.17 Sunday 19:00
                0
                  1998年に元頭取が捕まった親和銀行不正融資事件を描いた話。

                  知っている会社が絡んでいるので一気に読んでしまった。

                  常に闇の社会は同じ、金のあるところには人が群がり、人に滅ぼされる。

                  この事件の銀行は長崎、不正融資は146億円、今あるならば熊本に使って欲しい。

                  BK
                  category: | by:bobi kazunaricomments(0) | -

                  『三四郎』

                  2016.04.15 Friday 23:18
                  0
                    評価:
                    夏目 漱石
                    新潮社
                    ¥ 367
                    (1948-10-27)

                    読まねばならない名作という思いで購入して、数ページ読んでも進んでいかず、棚にしまっていた。

                    『吾輩は猫である』を読んだら大変面白く、夏目漱石は自分が好きな作家だと感じ、そういえば家にあったと思い出し読み始めた。

                    なぜだろう、ぐんぐん読んでしまう。

                    『猫』も『坊ちゃん』も『こころ』も子供時代に読んだ。
                    今『猫』が面白いと思えたのはやはり、大人になったからこそ理解出来る楽しさがあるからだ。

                    『三四郎』に関しては2月末締め切りだった「ショートショート大賞」への応募で小説を書き出したことが影響を及ぼしている。
                    小説自体に興味を持ったからだ。
                    『猫』から益々夏目漱石が好きになったし。

                    昨日の地震の熊本にある高校を卒業して東京に出てきた若者が様々な人間と出会い、恋愛や社会の経験を積んでいくお話。

                    日本で最初の教養小説とも言われるように文化と芸術などの情報が散りばめられているのも勉強になる。
                    小説としても自分にはWで教本になる。

                    今年は夏目漱石没後100年。
                    もっと知っていきたい。

                    BK
                    category: | by:bobi kazunaricomments(0) | -

                    『吾輩は猫である』

                    2016.03.08 Tuesday 19:41
                    0
                      JUGEMテーマ:読書

                      笑った、感心した、励まされた、学んだ。
                      人生に必要なことがいっぱい詰まっている。

                      子供の頃に読んだと思うのだが、本当にそうだったのだろうか。
                      読んだとしてもこの面白さは大人になってから読むから堪能できる。

                      それにしても読了に時間がかかった。
                      1ページで何回辞書を引いたことか。
                      最初はそれでノッキンングするので分からない言葉が出ても飛ばして読んでいたが、二つ、三つと増えてうちに全く意味が分からなくなっていったので、調べることにした。
                      ちょうど短編小説を書き始めていたのと、一人即興舞台をするのに勉強だと考えたら、新しい言葉を知っていくことが楽しくなった。

                      ちょっとずれてその辞書だが、iPhoneのアプリで「大辞林」が本当に役に立った。
                      これは手書き入力が出来るので、読み方が分からないのも調べられる。
                      当時2,000円いかなかったのが今2,600円。
                      便利だから値上がりは納得。

                      猫を飼ったことが、余計楽しく読めた要因でもあるだろう。
                      行動や考えを想像して何度も笑った。
                      だから、最後はちょっと悲しかった。
                      それは人間そのものだった。

                      文芸と哲学が詰まった最高の娯楽書。
                      また時間をおいて読みたい。

                      BK
                       
                      category: | by:bobi kazunaricomments(0) | -

                      Calender
                        12345
                      6789101112
                      13141516171819
                      20212223242526
                      2728293031  
                      << August 2017 >>
                      Selected entry
                      Category
                      Archives
                      Recent comment
                      Recommend
                      Recommend
                      Recommend
                      Link
                      Profile
                      Search
                      Others
                      Mobile
                      qrcode
                      Powered
                      無料ブログ作成サービス JUGEM