舞台にて

JUGEMテーマ:エンターテイメント

 

観劇で中目黒へ。

 

 

 

特攻隊の物語で、友人のオペラ歌手美希ちゃんが歌う。

 

今年の夏は8月6日の8時15分に黙祷をし、「私たちのできること」に感動したこともあって、感慨深く鑑賞した。

 

芝居は能楽、和琴、お囃子とが融合し、奥深いものに仕上げられている。

 

映像や美術、小道具を使い、数多い転換を効果的に行なっていたと感じた。

 

特攻隊というと、やはり亡き今井雅之氏の『ウインズ・オブ・ゴッド』を思い出してしまう。

 

 

舞台の内容とはまったく関係ないのだが、指定席というものに、最近はあまりいい思い、得をする感覚がない。

 

映画もそうだが、自由席がいい。

 

なぜなら、自分で席を選べるからだ。

 

映画館はまだ、周りの状況を見て自分で決められるが、舞台は主催側から与えられる。

 

今日、座った席の左側の初老は見た瞬間に嫌な予感がした。

 

ハット、中折れ帽をかぶって座っていたのだ。

 

つばのないものはいいが、後ろの人の視界を妨げないためにも、帽子は脱ぐものではないかと思う。

 

案の定、その人は芝居が始まっても脱がなかった。

 

そして、途中何度も脱いでは頭をかき、またかぶる。

 

だったら脱げばと思う。

 

面白いのは誰も見ていないのに、しっかり調整しながらかぶっていたことだ。

 

さらに、足を組んで私の足にぶつけても知らんぷり。

 

さすがに2回目に強くぶつかったときは手をあげて謝ってくれた。

 

そして右隣の人は、こちらも初老の男で、後から座った。

 

この方もハットをかぶっていたが、始まると脱いだ。

 

よくわかってる、と安心したが、臭いが気になってきた。

 

タバコの臭いが強いのだ。

 

劇場は顔の左右に透明な仕切りでコロナ感染対策をしていたが、マスクをした、もってて役に立った。

 

今日は大丈夫だったが、前の人が座高が高くて見づらいということもよくある。

 

だから、自由席が好きだ。

 

観ること自体が自由なのだから。

 

そういう私も、自分で主催した舞台では何度か指定席制にした経験はある。

 

それはチケット管理と場内整理が楽になる、すなわち主催または劇場側の利便性である。

 

私は誓う。

 

今後自分が作る舞台は自由席のみ、と。

 

そう言いながら、長らくプロデュースしていない。

 

 

今日劇場を出て思ったことは、やはり舞台はいい、ってこと。

 

美希ちゃん、ありがとう。

 

ユウマの芝居

昨日の千秋楽を鑑賞。




久しぶりに舞台を観て、自分の中の演劇細胞が蠢いた。


観る側にまわると緊張する。


『BOBIのコトバケーション!』でソクラジの生徒である、ユウマの演技も熱がこもり魅了した。


そのユウマとさっきまで飲んでいた。


舞台は生物だからいろいろなことが付きまとうものだが、また今回聞いた話も興味深かった。


面白いねー。


昨日写真撮れなかったら今日、と思ったら忘れた。


なので、唯一撮影した舞台セットの一部を



夕陽の中の団欒。


そんな平凡とも言える時を幸せだと思えるのは、平和ボケした我々日本人には少ないかもしれない。


でも幸福の時間だと今ははっきりと言える。


久しぶりの観劇。


友人が関わっていることで芝居を観劇。


劇場の席は横、後ろと囲われていてコロナ対策。



親鸞が比叡山を下りる話。


昔に五木寛之氏の本を読んでいた記憶が蘇ってきた。


役者をはじめ、セット、照明、音楽。


やっぱり生はいい。


そして生ビール。



うまい焼き鳥食べて、芝居の感想で盛り上がる。


ラストはおにぎりに鳥スープで締め。



落ち着いたら舞台再開と思っているが、なかなかコロナの猛威はおさまらない。



変わらない仲間

夕方に電話があり、出かけた。

 

我がFREECRUZの初めての青山円形劇場での公演キャストから飲みの誘いだった。

 

変わらないそれぞれ。

 

楽しくて二軒目。

 

さらに盛り上がってカラオケへ。

 

あの舞台があったから繋がっていると感謝されると、失敗、反省だらけだけどやってよかったと思える。

 

こちらがみんなに感謝です。

 

楽しい夜でした。

感謝。

JUGEMテーマ:芸能

 

岡田正子先生が荼毘に付されました。

 

先生は笑っています。

 

いつまでも。

 

ご冥福をお祈りいたします。

お世話になった岡田正子先生が昨日亡くなったことを知った。

 

たくさんのことを学ばせていただきました。

 

いっぱいの愛で包んでいただきました。

 

本当にありがとうございました。

 

役者としての自分があるのは、先生のおかげです。

 

心から深く感謝いたします。

 

 

 

 

変わらず元気で。

学校が終わってから、ある方と酒を飲んだ。

 

青山円形劇場で公演を行いお世話になっていたスタッフのAさん。

 

元気そうでよかった。

 

先日、こどもの城の復活が一旦中止になったことを知った。

 

もう一度あの劇場、我がホームグラウンドでFREECRUZ公演を行いたい。

 

 

 

 

We are FREECRUZ!!

 

BOBI

続けて観た。

JUGEMテーマ:エンターテイメント

 

友近さんの別のを鑑賞。

 

 

これも面白いんだけど、ちょっと感動的でもあるお話。

 

日本で初めての一人の女芸人が誕生する物語で、朝ドラのパロディとして観ていたから、戦争とか女性の活躍とか期待以上の展開だったからだ。

 

こうやって観ていくと、フォーマットが存在することを再認識する。

 

昔にシナリオの勉強をしていたときに校長の新井一先生が物語のパターンは30位(正確な数字を忘れた)しかないと言っていた。

 

こうしてパロディを観るとそれがよくわかる。

 

ふざけたお話と思っていても泣けるところで胸が厚くなる。

 

ちゃんと観る側を誘導できる仕組みがある。

 

さて、ワイド劇場をもう一度観ながら寝るかな。

 

BOBI

理屈なし、とにかく面白い

JUGEMテーマ:エンターテイメント

 

何気で見つけて観始めたら最後まで、三作品を一気に鑑賞。

 

そして大笑い。

 

 

このブログでも紹介したことがある、明智小五郎役が殺人事件を解決していく土曜ワイド劇場「江戸川乱歩の美女シリーズ」の完璧なるパロディだ。

 

そのシリーズが大好きな自分にはもうたまらない。

 

こんなことを考えられるなんて、友近さんの才能は前からすごいと思っていたが、本当に脱帽する。

 

デフォルメしっぱなしなのに、クライマックスでの名シーンはものすごい簡素化で裏切られた面白さ。

 

キャスティングも見事だ。

 

姉を殺された次女に友近、姉の亭主で資産家をバッファロー吾郎A、その娘をゆりやんレトリィバァ、その家庭教師が秋山竜次、家の使用人にじろう、捜査をしに来た刑事が飯尾和樹。

 

アドリブの場面は最高でした。

 

舞台だから止まることなく進む楽しさに、映像を効果的に使うことで笑いを増幅してくれる。

 

久しぶりに腹から笑った。

 

BOBI

『フリムンシスターズ』



ハロウィンの警戒体制がすごい渋谷を歩き、シアターコクーンへ。

昔の仲間が出演すると知って、抽選に申し込んだら席が取れた。



ところが公演1ヶ月前に大好きな阿部サダヲ氏が新型コロナ感染となり、上演はどうなるのかと心配したが、無事に24日に開幕。

1週間楽しみにしていました。

期待通りに松尾スズキワールドは楽しいです。

友達もユニークな役どころで、弾けて輝いてました。

彼の松尾スズキ作品は10年以上前の青山劇場で行われた『キャバレー』でした。

仲間が活躍しているのを見れて嬉しい気持ちになると同時に、パワーをもらいました。

阿部さんも元気で、久しぶりの生サダヲを堪能しました。

ずっと舞台を観ていなかったので、劇場に行けたことだけでも、幸せでした。

芸術はウィルスに負けないぜ。

BOBI