明るい未来のために

前に中学校でインプロ・ワークショップを行ったことを振り返る会を、その中学校の校長先生を交えてざっくばらんな飲みーティングをした。


そこで思わず頼んだタコウインナー。



懐かしく、うまかった。


そんな懐かしさの子供の頃を思い出し、未来の子供達に何を与えることができるのかとあれこれ考えを出す。


大事なのは実行だね。




居心地の良いところ

 

久しぶりに大人の方々へのインプロ・ワークショップを行った。

 

さまざまな仕事をなさっている28名の方々を2回に分けて。

 

楽しいですね。

 

さまざまな個性が「受け入れる」をルールのもと、体と頭を動かして他人と共有していく。

 

いくつもの素敵な瞬間に心を動かされた。

 

始まる前のこの一人の時間は、これからどんな人とどんな時間が作り上げられるのだろうとワクワクする。

 

 

終わって皆さんの感想を聞いて、また自分を磨いていこうと嬉しい気持ちに後押しされた。

 

次に会えるのが楽しみ。

 

BOBI

番外ワークショップ

朝から2クラスの授業を終えて、夜のインプロ・ワークショップ、とそれまでの空いた時間をさやかとゆうまで振り返りをしながらランチをしていたら、会場が取れていないことが発覚し、さあ、どうしたものかと考えた挙句、今日は即興的物語の作り方をカフェでやろうということになった。

新宿西口のとあるビルの地下一階に「コーヒー」と書かれた店を見つけて入り口に辿り着くと、お酒も出しているレトロな雰囲気だったことに興味を持ち入店。

喫茶店ともスナックともいえる作りにお姉さまが一人、カウンターの白髪交じりのスーツ姿と話していた。

ゆっくりして、自分たちの空間が確保出来る奥のテーブルに座り、始めた。

お題を出し、1分間でお話を書いてもらい、そのはじまりについて、そして展開、結果、余韻、と話し合っていく。

台本のものならば出来ることが、その場で作られていくインプロの場合に出来ないことがある。

結末を決めて作っていくこと、これは「受け入れる」というルールのもとでは難しい。

他人は自分と同じ考え、発想を抱かないので、先が読めない。

そこが醍醐味であり、面白さ、すなわち、人生は即興と俺が言い続けて来ていること。

なので、最初に自分が誰であるか、どんな目的を持っているかが軸となってスタートする。

もちろんこれは一つのスタンダードであり、基本的にはどんな表現も自由である。

人と共有して作り上げていく上で、シンプルな手段ということ。


そんなトレーニングを行っていたら時間はあっという間に経っていたが、それぞれが納得して、今後のヒントになったようなので、やった甲斐があった。

時には論理も必要。

それは今まで身体と頭を同時に動かして来たからこそだけどね。

今日のアクシデントを受け入れたことで生まれた番外ワークショップ、これはこれで有り。

BOBI

キャラクターを一つ

昨日のインプロワークショップでは性格を一つ意識するだけでドラマが生まれるトレーニングをした。

インプロ、即興演劇においては、その場でお話を作っていくため、頭の中でどう展開しようかと先のことを考える。

そして一番最悪なパターンは話すことだけ、すなわち言葉だけで進んでしまう。


一人に「慎重」、もう一人に「悲観的」と与えて、お互い相手の性格は知らない。

そこに出した設定は「旅行代理店」

これが実に面白かった。

お客が凄く慎重に旅行プランを伝えていくと、店員は不幸なことを想像して対応する。

楽しさいっぱいの場所で、ものすごく不安さが満ちてくる。


ストーリーは考えるのではなく生まれるものだ。

BOBI

構築する

今日のワークショップの最後にキャラクターの積み上げを行った。

性格の要素を一つを入れ、他の者とコミュニケーションを取ることで反応として表に現れてくる。

人との化学変化はドラマを生む。


稽古場の近くに構築中の現場。



そんなにいっぱい建てなくても良いと思うけどね、こういう灰色で硬く冷たいものは。


次回のワークショップは18日(木)です。

BOBI

BIT

先月に前期の授業を終え、来月から後期が始まるので、今日は暑気払いを兼ねたミーティング。



これから世の中を動かして行く若者に触れ合う自分達には使命があるんだと思う。

世の役に立つ、人が輝くためのちょっとを伝える、それがBIT=BOBI's Impro-Training

来年はもう少し動いて行こう。

BOBI

過剰にならぬこと

今日はインプロ・ワークショップ。

経験者ばかりなので、ちょっと深く突っ込んでトレーニングした。

僕はその人が輝けるようになって欲しいから、一つ上の階段を登るヒントを伝えたい。

これをダメ出しと取られないように言葉を選ぶ。

これは自分のトレーニングにもなる。

学校でコミュニケーション・スキルということで教えている自分にとっては、相手を主に考え、そこに届くようにどう伝えるかが重要。

世はお盆休み。

静まり返っている都会の真ん中で盛り上がってました。

BOBI

「感覚が無くなる」

す先日の障害者支援センターでの受講者二人の口から出たコメントでした。

「運転士」なる名前をつけて二人一組のゲームトレーニングを行った。

前後に並び、後ろの人は前の人の方に両手を置き目を瞑る。

前の人は後ろの人を連れて歩いて行く。

スピードが速すぎると後ろの人が離れてしまうし、遅いと踵を踏まれてしまう。

数組同時に歩くので、他の人達とぶつからないように注意も必要だ。


その中で足運びがぴったりで、全く同じ進み方で、美しいほどの歩行をしている組があったので、周りに小声で辞めて目を開けさせて彼らを見てもらった。


次に組を替えて片手にした。

安定感、安心度は減る。


最後は手も離し、声だけで誘導して行く。

どこを歩いているか分からない。

指示をくれる声を信じる。

指示側は絶対に怪我しない、他と衝突しないように守る。

そう、信頼のトレーニング。


若くて、何が障害なのか外見では分からないような賢くて良く出来る受講者がいて、障害が重い人が出来ないことに対して見下し感を醸し出す彼がしっかりパートナーを守っていたことは嬉しかった。

だれでも、出来ること、体験したことは、つい余裕で舐めてかかっちゃうからね。


毎回毎回を新鮮に感じてもらえるように進めて行くことが大事なんだなあと感じた。


今日も暑かった。

感覚が無くなるくらい。

それも新鮮に「暑い日」と片付けないようにしないとね。



苦しかった一日だけど、照らしてくれてありがとう、太陽さん。

BOBI

相手に届けるということ

「gebberish」わけのわからないおしゃべり

今日の学校でも、夜のワークショップでもジブリッシュを使ったトレーニングをした。



伝えることの本質は何なのかを再確認する。

自分の立場で伝えて相手が分かってくれるとは限らない。

言葉という記号は共通の認識を与えてくれる便利なもの。

その有り難さを実感する。


ワークショップで、起きたことをジブリッシュで説明して、聞いている人が何の話をしているのかを推察するトレーニングをした。

キャラクターやテンション、アクティヴィティなどを駆使して伝える。

そして答え合わせ。

途中まで合っていたのに最終の答えで変わったりする。

情報が多過ぎて別なものをイメージしてしまった。

情報が足りなければそれはそれで違う答えになる。

ここに皆が気づいてくれたことは、情報は少なくても多くても良くないということ。

与える側はいっぱい情報を与えれば伝わると思うが、受け取る側は与えられる情報で自分の形を作り出すので、時には多い情報が違うものへと誘ってしまうのだ。

大事なのは骨だ。

骨の周りに肉が付く。

肉ばかり与えても真髄は理解してもらえない。

ジブリッシュは骨を伝えるのにいいトレーニング。

受け取る側も芯を見抜こうとする。

意味を伝えるのは簡単になった時代だが、真意を見抜くには難しくなったのかもしれない。

クリックすれば情報を得れる現代、自分から本質を得る力を持って欲しいと思い指導にあたりたいと考える。



人が構築されていく上で携われることを幸せに思う。

BOBI

相手のために



昨日の学校で、相手に伝えるためにどれだけ自分の持っているものを使えるかを行った。

グループに分け、ある「モノ」を次の人に伝えて行く、言葉無しで。

どうやったら一番相手が分かるかを考えて、ジェスチャーを使う。

相手に伝えようと一生懸命になっている姿が素敵だ。


夜はフリクルのワークショップ。

芝居は自分のためではなくて相手のため、ということをテーマに行った。

インプロ(即興演劇)は台本が無いから余計に相手に集中しないといけない。

よく見る、よく聞く

自分以外に誰かと一緒に何かを作り出して行くためには、基本だね。


しかし、教えた後は眠くなり腹が減る。

BOBI